VR 酔い軽減ツール OVR Locomotion Effect を Oculus Rift S でテストプレイしました
OVR Locomotion Effect (OVRLE) を Oculus Rift S で体験したので,簡単な感想を書きました. ツール作成者のkurofuku(@kurofuku7)さんの了承を得ています.
OVR Locomotion Effect (OVRLE)
こちらの kurofuku(@kurofuku7)さんが開発したVR酔い軽減のためのOverlay Toolです.
アイテム画面とかを触るときのために、コントローラ交差中はエフェクトが無効化されるようにしている。
— kurohuku (@kurohuku7) 2020年9月7日
後々ショートカットで ON/OFF できるような感じにするかも。#OVRLE pic.twitter.com/QEFNWuaPp5
自分用に作っていた VR 酔い軽減ソフトを Steam に出品予定です。
— kurohuku (@kurohuku7) 2020年9月3日
スティック移動時に視界に影が出てくるアレを全 VR ゲームに持っていくためのオーバーレイツールです。https://t.co/dJ3Hpn3v8bhttps://t.co/c1aidNo8br
ビネット効果をSteamのゲームに表示できるようにしてくれます.
発売日と値段
9/18(金)に Steam でリリース.値段は1120円の予定のようです. 引き続き WindowsMR と Vive Cosmos でテスターを探している模様です.
VR 酔い軽減ツールの早期アクセス版 9/18 (金) に Steam でリリースします。値段は ¥1,120 ($10.99) の予定。https://t.co/dJ3Hpn3v8b
— kurohuku (@kurohuku7) 2020年9月10日
引き続き WMR、Vive Cosmos でテストを手伝ってくれる方も募集中です。ご興味のある方は DM かリプへ。
テスターになると OVRLE が提供されますヨ.
特徴
- スティック入力に合わせて影のエフェクトを HMD へ表示
- SteamVR ダッシュボードからエフェクトを設定可能
- 丸と四角の 2 種類のエフェクト
- 左右のスティックへ個別のエフェクトを設定可能
- SteamVR Input に対応しているコントローラを使用可能
- スティック以外にもトリガーやボタンへエフェクトを割り当て可能
使い方・設定方法
Steam に書かれている使い方が丁寧に書かれているのでこちらを読むとよいです.
使い方の動画もYouTubeに公開されているので,こちらを見るのもよし.
実際に使ってみた
起動してダッシュボードにあるOVRLEのアイコンをクリックするとビネット効果の表示について細かく設定できます. 左手,右手操作時の効果を各々設定できますし,ビネット効果も円形のエフェクトか四角のエフェクトかも選べます. 欲しい設定が揃っていてカスタマイズしやすくて快適です.
デフォルトではスティック入力時にのみエフェクトが出るようになっていますが, SteamVR Inputでカスタマイズすれば,どのボタンにもエフェクトが出せるようになります.
左手エフェクトを追加したい場合はLeft Hand Effect Digitalを, 右手エフェクトを追加したい場合はRight Hand Effect Digitalを追加します.
早速試してみます.
スティックを動かすと,ビネット効果が現れました. 画像だと真っ暗ですけど,VR側から見たらこうではないです.(それはそう)
腕を交差した時はビネット効果が現れません. 理由としては以下の呟きを参考.
アイテム画面とかを触るときのために、コントローラ交差中はエフェクトが無効化されるようにしている。
— kurohuku (@kurohuku7) 2020年9月7日
後々ショートカットで ON/OFF できるような感じにするかも。#OVRLE pic.twitter.com/QEFNWuaPp5
最後に,適当なSteam VRゲームを起動して,OVRLE がオーバーレイとして起動できているか確認してみました.
これなら,スティックを使って移動したり回転したりする時にVR酔いを軽減できそうです.
最後に
最後に,kurofuku(@kurofuku7)さん,ツールご提供ありがとうございました. Steam VR ゲームをプレイするとき活用させていただきます.
今後のアップデート予定など
Steam のスレッドをご覧ください. steamcommunity.com