Windows XR Plugin Remoting (旧 Holographic Emulation / Holographic Remoting)
今回の記事は Windows XR Plugin Remoting についてです.
Holographic Remoting
[Window] > [XR] > [Holographic Emulation] で開けます. HoloLens 2 で直接デプロイせずに Unity Editor 上で動作確認を行うことができます.
しかし,Windows Editor の動作を HoloLens 2 上で行っているだけであるため, アセットバンドルのプラットフォームは StandaloneWindows が使われることに注意. また,HoloLens 2 のハードウェアを利用していないため,QR コードトラッキング等が出来ない. 見え方の確認などに利用する場面が多いと思います.
Build-in XR で VR有効化しないと利用できない. また, XR Plugin Management で XR有効化している場合,利用できない.
以下のような画面が出てくる.
USB 接続版の設定
- Emulation Mode : Remote to Device
- Device Version : HoloLens 2
- Remote Machine : USB接続時に表示されたIPアドレス
その他の設定はデフォルトのまま.
WiFi に接続しているとWiFi 接続版扱いになるため,USB 接続版で利用したい場合は WiFi を切断する. USB版の方が接続が安定している模様.
WiFi 接続版の設定
その他の設定はデフォルトのまま.
Windows XR Plugin Remoting (旧 Holographic Remoting)
[Window] > [XR] > [Windows XR Plugin Remoting]
2019.3 以降から,Holographic Emulation は Deprecated になっています. 2020.1 から削除予定の模様.XR Plugin Management で XR有効化した場合はこちらを使う.
Device Version がなくなり,完全に HoloLens 1 版は未対応になった感じ?
USB 接続版 の設定
- Emulation Mode : Remote to Device
- Remote Machine : USB接続時に表示されたIPアドレス
その他の設定はデフォルトのまま.
WiFi に接続しているとWiFi 接続版扱いになるため,USB 接続版で利用したい場合は WiFi を切断する.
WiFi 接続版 の設定
その他の設定はデフォルトのまま.
最後に
Unity 2019.3 以降で XR Plugin Management で XR 有効化している場合は, 今までの Holographic Remoting は使えないので, Windows XR Plugin Remoting を利用しましょう.