ポケットドクターを用いてオンライン診療を初体験した
私は毎月新宿にある心療内科に通ってます. 再診してお薬をもらうのですが,ここ最近コロナの影響でなかなか新宿に行く機会が取れず….
そこでなんですが,オンライン再診のサービスがあったので,利用してみました.
ポケットドクター
ポケットドクターはスマほで医師と話せるオンライン診療サービスです. 初めて利用しました.過去には,熊本地震の支援に使われていたようです. コロナの影響により,「オンライン診療ポケットドクター」が無償提供になったとのことです. 今のところ,無償提供は今年9月頭までとのこと.
利用方法
言わずもがなですが,スマホアプリなのでスマホがないとできません. App StoreかGoogle Playからダウンロードできます.
AppStore
apps.apple.comダウンロード完了後に個人情報を入力します.保険証や診察券などの写真をアップロードします. オンライン再診はクレジットカード決済のようですので,クレジットカード情報が必要です.
また,「症状入力」欄があればそこに自宅の近くの薬局の情報を入れるところもあります. 私が通っている病院では必須事項となっておりました.(専用フォームが欲しいわかりにくい)
個人情報入力完了後は,好きな時間にオンライン診療の予約を入れます. オンライン診療したい病院ごとにポケドクナンバーがありまして,それを入力する必要があります.
オンライン診察
予約時間になると,まずは事務の方から連絡がきます.
順番待ちですのでズレがあったります.
近況を軽く話した後,担当の先生からの連絡が来るまでお待ちくださいと伝えられます.
こちらは物理診察でも同じですね.
しばらくした後,ポケットドクター越しに先生から連絡がきます.
心療内科なので,身体を詳しく触診とかする必要がないため,
カメラ越しに顔を合わせて最近の状況や症状,生活習慣や悩みなど話したりしました.
診察後は,自宅の近くの薬局に処方箋がFAXで送られる模様です.FAX…FAXか… 薬局は自分で指定することができます. 薬局によって,薬をテイクアウトするところだったり,ポストに入れてくれるところがあります.
私の場合は特殊で,テイクアウトしに行こうとしたのですが,
コロナの影響で,薬に在庫がない場合があったりします.(世知辛い…)
その時は先払い(現金)で,後日ポストに届けてくれるという形式をとりました.
薬が無事にポストに届けられて,家に出ずとも診察を受けられることに感動しました.
感想
簡単な診察だったらもうオンライン診療で済む時代になりましたね….
ただデメリットとして,オンライン診療だと長期の処方ができません.これは厚生労働省に定められている模様です.
また病院によっては初診はなく,再診かつ物理診察3か月以上の診察履歴がある方など限定があったりします.
こればかりはしょうがないですね.
後は,診療とXRを上手く組み合わせられないか考えるきっかけになったりしました. お互いのリアルボディー(顔は特に)を表示する必要があるので,VRは厳しいとして,ARですかねえ….
リハビリ系や手術だとVRやMRはよく使われているイメージ. tips.spacely.co.jp
注射に対する不安と痛み軽減のためにAR+VRを利用しているところがある. prtimes.jp
身体全体をホロポーテーションできれば,直接触診はできずとも,
医者は患者の身体を3D全身で見れば,診療がしやすくなったりするのだろうか….
生きるために欠かさない医療の分野で,XRを利用することで,
今のコロナ禍においてより快適に,便利にできる場面はないかは,
こればかりは専門の方々からヒヤリングしないとわからない部分だな.