Oculus Interaction SDK の Sample シーンを URP で利用できるようにする

Oculus Interaction SDK とは

xrdnk.hateblo.jp

以前こちらの記事で紹介済です.

検証環境

  • Unity 2021.3.1f1
  • URP 12.1.6

問題提起

Oculus Interaction SDK のサンプルシーン群は Built-in Render Pipeline のみサポートとして前提に作られています.
Universal Render Pipeline でコンバートしてもいつものマゼンタ色で表示されてしまうため厄介です.

対処方法の紹介

こちらの「URP Shaders for the Meta Interaction SDK」のリポジトリからパッケージを取得すると URP サンプルで利用できます.

github.com

前提として自分のプロジェクトに Oculus Integration SDK v37 以上がインストール済とします.

パッケージには更新されたシェーダー,新しいシェーダーを使用するマテリアルのコピー,
更新されたマテリアルを指すサンプルシーンのコピーすべてが含まれています.

また,サンプルの Interaction Rig の Prefab Variant も含まれているので,
自分のプロジェクトに Package をインポートするだけで,対応できます.

上記のパッケージに存在する Suffix に URP が名のついたシーンがあるので,そちらを開きましょう.