URP 12.0 からビルトインシェーダーから URP シェーダーへの変換方法が変わっている
検証環境
- Unity 2021.2.1f1
- Universal Render Pipeline 12.1.0
- Oculus Integration 33.0
URP 11 以前
画像の通り,Edit > Render Pipeline > Universal Render Pipeline
を選択したのち,
Upgrade Project Materials to URP Materials
または Upgrade Selected Materials to URP Materials
を選択する形式でした.
URP 12 以降
上記の方法ではなくなり,Render Pipeline Converter というのが新しくできています.
試しに Oculus Integration の LipSync サンプルシーンを見てみます.いつもの色ですね.
Window > Rendering > Render Pipeline Converter
を選択すると,以下のウィンドウが出てきます.
2D ではなく 3D の場合,Built-in to URP
を選択します.
ここで,Rendering Settings
と Material Upgrade
にチェックを入れます.
ほかにも項目がありますが,最低限この2つだけでいいはずです.
チェックを入れた後は,左下にある Initialize Converter
でコンバート初期設定を行います.
この時,コンバート対象をインデックスで逐次検索しています.
初期化処理が完了するとコンバート対象が一覧として出てきます. コンバートしたくないものがある場合はチェックを外すということもできます.
初期化処理が完了後は Convert Assets
ボタンが押せるようになっているので,
押下すれば,従来通りにコンバート処理を行ってくれます.
コンバート後に LipSync のサンプルシーンがいつもの色ではなくなっているか確認してみます.
コンバート成功しました.