Oculus Link(β) を試してみた
11月頭にVR Ready PC(RTX2070)を購入しました.
これまでのデスクトップPCは学生時代の5年前にネトゲ用に購入した
GTX960のPCでしたが,これがギリギリVR Ready PCではないという….
あまり大金が出せない学生としてはつらい思いでしたが,
社会人パワーということで無金利分割で購入しちゃいました.
そしてここ最近Oculus Linkのβ版がリリースされました.
せっかくOculus QuestとVR Ready PCを持っているワケだし,
やらないと損でしょ!ということで早速やってみました.
おめシスの二人のこの動画すこ.
Mogura VR様の情報も参考にしました.
準備
ハードウェア準備
ハードウェア側は以下の準備が必要です.
- Oculus Quest (ver 11.00 以上)
- GTX1060以上のPC
- USB Type-C 規格 USB 3.0 ケーブル
以上の赤字は見落としがちだと思います.
Questのアプデをしていないと接続しても認識されません.
USBは3.0以上(端子が青の奴)ではないとLinkは動作しないです.
ボクは最初2.0でやってみたんですができませんでした😭
あと勿論ケーブルは充電用ではなく通信できるものじゃないとダメな筈です.
こちらの長さ3.0mを購入しました.
現時点では仕方ないですが,太くて柔軟性があまりないです.
もっと長くしたい場合はリピータや延長ケーブルを利用するのがアリだと思いますが,光USBケーブルではないならば,長くなるほど信号減衰によって認識しなくなったり,遅延が増えそうですので,おすすめしないと思います.試していませんが.
Oculus Link専用ケーブルは長さ5mのようですので,
もっと自由度の高い体験をしたい場合はそれまで待ちましょう.
(ヘッドセット側がL型なのは助かりますね….)
値段が気になりますが,購入します.
ソフトウェア準備
ソフトウェア側は以下の準備が必要です.
- Oculus アプリ(最新版 ver1.43.0)
- Oculus アカウント or Facebook アカウント
Oculus アプリが最新版ではないとそもそもデバイス設定時にQuestの選択肢が
現れません.Questに限らずですが,アプデは欠かさずにやりましょう.
Steam VRのコンテンツもやりたい場合は
- Steam VR アプリ
もダウンロードしておく.そして,設定>一般>提供元不明をONにする.
デバイス設定で以下の画像の状態になればOKだと思います.
実際に接続
ここまで準備できれば,QuestとPCを接続すれば認識できると思います.
Questでデバイス許可とOculus Link beta許可をすればアプリ起動できます.
性能評価と感想
性能評価としてVRカノジョベンチマークを起動してみました.
パフォーマンス設定(画質)がデフォルトの「ノーマル」の場合:
スコア:324031 FPS:安定して72fps
2018/10/29時点での記事です.ボクの環境はこんな感じ.
CPU:Core i7-9700K
GPU:RTX 2070 SUPER 8GB
メモリ:16GB
記事のものと比較すると,
パフォーマンスは正規のPCVRに比べるとちょっと落ち気味ですね.
Oculus Rift S持ってないので,自分の手では比較のしようがないところ.
次に「ハイクオリティ」の場合
スコア:181474 FPS:不安定気味 最低39FPSまで下がることがあった
数字は大分落ちましたけど,やってみた感じ違和感は少なかったかな….
定量的に遅延計測はしていませんが,遅延はそこまで気にならなかった感じ.
ということは20ms以内?あたりには収まっているのかな.
VRChatもダウンロードしてみた!今月中にVRChatデビューしてみようと思います!
今までPCVR持っていなかったので,Oculus Linkは非常に助かります….
これを使って色々やってみたいと思います.
ハントラとLink無線化構想もあるみたいです.楽しみだなあ.
参考文献
以下のサイトを参考にさせて頂きました.ありがとうございました.