Magic Leap 初期環境構築と豆腐表示確認【Magic Leap Challenge #1】
今回の記事はMagic Leapの初期環境構築についてです.
本日からMagic Leap Challengeが始まりました!多く選考がある中,20人に私が選ばれたので頑張ります. 可能な限りMagic Leapに関することについて記事投稿してみます.ハッシュタグ #ml_challenge を見ると状況わかるかもしれません.
以下,キックオフ記念写真.真ん中の HoloLens 2 Tシャツ来ているのがボクです.
#ml_challenge
— 松谷遼 | x garden🌴 (@babiryo) 2020年8月29日
キックオフ楽しかったァ🙌
(本社CEOも降臨) pic.twitter.com/lNIB7s08is
- 利用環境
- Magic Leap ID の取得
- The Lab の入手
- 環境変数の設定 (Windows)
- Zero Iteration 起動確認
- Magic Leap Unity Project Template
- Unity Settings
- Magic Leap Setup
- Build And Run
- 動作確認
- 終わりに
- 参考記事
利用環境
- Lumin SDK 0.24.1
- Lumin OS 0.98.11
- Unity Editor 2019.3.6f1
- Lumin OS (Magic Leap) Build Support
そりでは,環境構築をしまつ~ 環境構築するわよ!キョン!
Magic Leap ID の取得
こちらの記事の手順通りに進めた. medium.com
The Lab の入手
Magic Leap 開発者ポータルから Magic Leap 開発に必要なソフトウェアを入手する.
The Lab をダウンロードして,インストールする.
インストール完了後,The Labを起動する. 起動画面の右上にある Package Manager をクリックして,All タブをクリック. これでMagic Leap 提供の SDK 等が表示される.
ここから,The Lab Modules / Zero Iteration,Common Package / Lumin SDK 0.24.1, Common Package / Zero Iteration Runtime をダウンロードする.
環境変数の設定 (Windows)
Macは持ってないので,Windows版のみの環境変数の設定方法. よくあるユーザー環境変数 path 設定を行う.
C:\Users\xrdnk\MagicLeap\mlsdk\v0.24.1\tools\mldb
xrdnkの所を自分のユーザ名,v0.24.1は Lumin SDK のバージョンを入れる.
Zero Iteration 起動確認
Zero Iteration が無事起動するか一応確認する.
左上の Start Zero Iteration をクリックする.
Target をクリックし,Restart ZI をクリックする.
以下のような画面が出ればOK.
Magic Leap Unity Project Template
Unity で Magic Leap 開発する際に,Magic Leap 社提供の Magic Leap Unity Project Template を使用. リンクからダウンロードして解凍.自分は解凍したフォルダの名前を変えました.
フォルダの中身はこんな感じ.gitignoreがあるの助かる.
バージョンをUnity 2019.3.6f1 へ上げて,Import を待つ. Scenes / HelloCube というサンプルシーンがあるので開く.豆腐がGame Sceneに出ていればおk.
Unity Settings
VS Code Editor Settings
Template の VSCode Editor は 1.1.4 なので,ボクは1.2.1 に上げました.ちょっと1.1.4はバグっているので….
VSCode Editor 1.1.4 に関するバグは以下の記事を参考に.
Lumin SDK Settings
Lumin SDK を設定する.Browze選択してSDKの置き場を入力する.
C:/Users/xrdnk/MagicLeap/mlsdk/v0.24.1
xrdnkはユーザ名に各位変更してね.
Build Settings
Lumin に Switch Platform をする.この Platform 使うの,人生で初めてだ….
Publish Settings
アプリをMagic Leap 1デバイスにインストールして動作確認等をする場合は開発者証明書が必要. Magic Leap 開発者ポータルで作成する.
公開 → 証明書 → 証明書の作成
生成する
生成完了後に,.privatekeyファイルが自動ダウンロードされる. が,ステータスが有効になるまで,.certがダウンロードできないので,有効になったらダウンロードする. .privatekeyファイルと.certファイルは同じフォルダに置いておく.
Project Settings → Player → Publish Settings の ML Certificate に取得した .cert ファイルを選択する.
Magic Leap Setup
Magic Leap 本体側で開発者モードをONにする必要がある.
Settings > Device > Developer (Developerが表示されるまで少しラグがある)から Enable Developer Mode,Allow untrusted sources?,Enable MLDB Accessをすべてチェックする.
Build And Run
USB経由でビルド実行する..mpkファイルを保存する.
動作確認
Magic Leap でとりあえず豆腐表示までできた
— xrdnk (@xrdnk) 2020年8月29日
Magic Leap の操作が不慣れなため,カメラで撮ってます#ml_challenge pic.twitter.com/9etwIyGPQI
Magic Leap のキャプチャ方法に不慣れで,カメラで直撮りしてしまった. 次回はこちらの手段を使ってスクショする.
終わりに
とりあえず豆腐表示まで出来たので満足.何作るかまだ決まってないわね…. まず最初に色々触ってMagic Leapに慣れてみることを優先します.